病院管理栄養士を目指している方は病院で働く管理栄養士にどんなイメージを持っていますか?
学生時代の実習では期間が短かくて実際どんな業務を抱えているのか全てはわかりませんよね。
施設や保育園など病院以外で働いてて病院へ転職を考えてても実際どんな感じなんだろう?って疑問に思ったことはないですか?
私はこれまで病院→保育園に転職し、現在また病院で働いています。
今、働いている病院をモデルに病院管理栄養士の実態を公開していきます。
管理栄養士に限らずどんな職種でも大変なことは沢山あります。
でも管理栄養士の仕事をしてて大変な中にも十分やりがいをみつけることができました。
自分の仕事のやり方によって管理栄養士のやりがいを良くも悪くもすることができるのでその点をどのように乗り越えていけばいいのか…という部分をこのブログを参考にして病院管理栄養士を目指していっていただけたら嬉しいです。
- 病院管理栄養士を目指している
- 病院管理栄養士が何をしているのか知りたい
- 転職で病院勤務を考えている
- 就職先をどこにすればいいか迷っている
病院管理栄養士の仕事は沢山あるがその分やりがいもある
病院管理栄養士の仕事の種類は沢山あります。施設に一人のみの配置だと業務は多忙です。私が現在働いている病院を例としてひとつひとつ書いていきます。
献立作成
7年ほど前に給食委託会社と契約してから献立作成は委託会社に権利を譲渡しました。
委託会社はずっと同じところではなく現在2か所目です。委託会社の変更は病院側責任者(事務長)が決めるので管理栄養士には何も相談はありませんでした。
病院管理栄養士がすることは献立作成基準を立てることです。
献立作成するには約束食事箋が必要不可欠なのでこの部分の調整を病院管理栄養士が整備する必要があります。食事摂取基準が5年に1回改正されるので、そのたびに病院管理栄養士は変更を余儀なくされますがやっておかないと保健所から指摘が入るので整備は必ずします。
約束食事箋の改正案ができたらすぐは使用できません。私の病院の場合ですが、病院の院長に承認をもらい、その後内科医師全員(数名います)から承認を頂いて初めて約束食事箋が完成します。
その後、委託会社の栄養士と相談して少しずつ数値を改善していくといった流れで今までやってきました。
食事箋処理
これは毎日の作業です。患者さんの食事内容の変更や食止め、遅食、早食、外泊や外出で食止めなど配膳に関わる変更処理をして食札に変更をかけます。
私の職場では委託栄養士が忙しい時は病院管理栄養士が食札管理もしますが基本は委託会社の仕事です。
食事箋の管理は病院が行いますが、変更処理はまず委託会社の栄養士が行いその後病院管理栄養士が確認として同じ作業を行います。
食事箋はたまに記入ミスがあったり、特別食の指示が書いてあるのに病名欄に加算の取れる病名が記入されていない場合があるので、病棟看護師に報告して記入してもらうようにしています。
または医事課の事務のお姉さんに伝えてそちらから看護師に連絡してもらうなどその時その時によって臨機応変に対応しています。
日々のモニタリング
入院後は、栄養の低・中・高リスク分けによって1週間・1カ月・3カ月と患者さんによってモニタリングの時期が変わってきますが基本は1カ月のモニタリングを行っています。
モニタリングでは主に採血結果と体重、食事摂取量を見てその後カルテ内容を確認します。訪室する時はカルテを見てもわからない時に患者さんの様子を見に行きます。
時間のある時は少しでも多く患者さんの元へ足を運びます。
訪室した時にやることは、まず手を握ります。皮膚の状態・爪のフィジカルアセスメントを行い栄養状態を確認します。何か問題があれば個人カルテに記載して食事の変更が必要な場合は看護師または医師に食事の提案をして、OKが出たら食事変更ができます。
栄養指導
医師から指示が流れてきたら栄養指導を行います。栄養指導が必要な患者さを自ら抽出して医師に上申して指示箋を記入していただき栄養指導を行う場合もあります。
私の病院は規模があまり大きくなく病院自体栄養指導をあまり重要視しない科が多いので月に行う件数は、2~5件程度です。
栄養指導終了後は、報告書を作成して栄養科用と病棟用に2部用意してファイリングします。その後医事課へ栄養指導実施の報告を行い加算処理してもらいます。
月末に栄養指導の集計表を作成し医事課へ提出します。(加算確認で必要なようです)
検査食の調理
私の職場の検査食は2種類のみです。他の大きな病院であればもっと沢山の種類があるでしょう。私の職場では、VF(嚥下造影検査)用の検査食、大腸検査用の低残渣食を用意しています。
VFの検査食はこちらのページで詳しく書いていますのでご参考にしてみてください。
大腸検査用の低残渣食はキット商品を使用しています。
朝・昼・夕食の3食と間食が入っています。間食は私の職場では病棟で保管して頂き、間食の時間になったら看護師が患者様へ直接渡しています。
院内研修会の参加
院内で勉強会を隔月で開催されるので自分が勉強したい分野の時は参加します。
今までに参加してきた研修会はこちら。
- 褥瘡関連
- ノロウィルス対策
- AED講習会
自己研鑽を目的としているので強制はされていません。講師は主に外部のメーカーさんが来て講義をしてくれます。
看護科やリハ科など大人数の部署は昼休憩を利用して独自に研修をしていることもあります。
備品管理と厨房内のメンテナンス
病院管理栄養士が私一人しかいなくて備品管理なども行っています。
例えば食器の在庫確認と発注や経腸栄養剤の在庫管理、厨房内の機器のメンテナンス、電灯や殺菌灯の交換など全て行っています。自分で修理できないものは総務に連絡し総務でも直せない場合はメーカーへ連絡して対応してもらってます。
まさかこんな修理までするようになるとは思っていませんでした。
給食会議
毎月1回必ず行っています。参加部署は、院長・事務長・事務員・薬局長・各病棟の師長、リハ科長、ST(言語聴覚士)、病院管理栄養士、委託会社(栄養士・調理師・責任者)です。
- インシデントの報告と謝罪と対策について報告。
- 来月の行事食
- 各病棟へ周知して欲しい内容など(ノロ発生時の対応方法)
などを報告し、各部署から給食に関わる意見を聞いて終了します。
嚥下食の試作をして給食会議内で試食をしたこともあります。他には栄養補助食品のラインナップの変更を検討中に実際に試飲してもらい感想を求めて参考にしたこともあります。
食事アンケート
年に1回聞き取り調査を行い、結果を給食会議で報告後各病棟の閲覧コーナーに掲示してます。
このアンケートを踏まえて委託会社にアンケート結果を報告して、献立に取り入れてもらえるものは取り入れていただいています。
- 主食、主菜の量、味付け、温度について
- 印象に残ってる給食
- 今後食べたい給食
- 感想など
訪室して一人一人お話を聞いて調査しました。対象者はある程度お話できる患者さんだけです。認知の進んだ方や暴力的な患者さんは対象外にしていました。
一人一人とお話ができる機会なのでアンケート以外にもお話を聞いて日ごろの給食の感想や自宅での食生活についての情報を聞き取りをしていました。
沢山コミュニケーションをとることで、話し方のコツや聞き取り時の探り等自分で研究でききるチャンスです。
帳簿類の作成
委託会社が作成してくれる書類に目を通して印鑑を押して保管をします。
- 実施献立
- 検収記録簿
- 中心温度表
- 給食日誌
- 検食簿
- 日計表
- 食品出納表
- 衛生点検簿
- 衛生事項点検簿
- 調理器具管理点検簿
不備があれば委託会社に再度提出直してから提出してもらいます。
が、日々の流れで見るのが流れ作業になりつつあり、保健所監査前に慌てて確認することがほとんどです…。
監査前は書類確認で追われます。
- 栄養指導報告書
- 栄養指導実施回数報告書
- 栄養素評価表
- 給食会議議事録
- その他
病院管理栄養士が作成する書類は主に上記のものになります。
その他では、出席した会議の議事録作成が担当月に回って来た時に年に2回作成する程度です。
病院管理栄養士の1日のスケジュール
私の勤務時間は9:00~17:15(休憩45分)です。残業なく定時退社できるので非常にありがたいです。土曜日は隔週半日出勤、日曜・祝日は休みです。
- 8:30出勤する
- 9:00食事箋入力入院患者のカルテ作成
- 10:00味見昼食の味見をして、味の濃い薄いがあれば直してもらう。嚥下食の固さやとろみの程度もチェック。
- 10:20~モニタリング各病棟へ行き採血データと温度板、カルテをチェック。前回のモニタリング時との比較をする。
- 11:45~ミールラウンド患者さんの病室や食堂を訪問して摂取状況を把握。STがいる病棟の場合は一緒に見ることもあります。
- 12:15~休憩
- 13:00~病棟カンファレンス見学栄養士が1人しかいないので隔曜日で病棟のカンファレンスに参加して情報収集します。
- 14:00~モニタリング午前中と同じ作業
- 15:00夕食の味見昼食と同じ内容
- 15:20~モニタリングと書類作成モニタリングした内容を元に栄養管理計画書を作成、入院診療計画書の返却、
- 16:20~雑務終わってない仕事の時間
- 17:15退勤
仕事は残さず1日で終えれるように調整しています。残ったとしても、1週間のうちに終わらせて翌週に回さないようにしています。
病院管理栄養士の病院での役割
管理栄養士の病院での役割は、患者一人一人に合った食事内容やエネルギー量を計算し医師や看護師に報告します。そして患者さんにより的確な食事を提供して栄養状態を確保することです。
新規入院の場合、まず医師から指示がきて食事を配膳します。
その後、管理栄養士が情報提供書や看護添書を改めて確認し問題無ければ現状維持で気かを見ますが、けっこうな頻度で患者に合った食事が提供されていないことがあります。
そういった時は医師や看護師に提案して食事内容の変更をお願いします。
例えば・・・
既往に糖尿病があっても整形入院だった場合、特別食ではなく常食を摂取している方が多くいます。血糖コントロールが良ければそのままでもいいかも知れませんが大体の患者さんは血糖コントロールが悪く血糖降下薬だけ服用しているというケースが多いです。
そういう場合は、必ず医者や看護師にカルテを見せながら特別食加算もつけられるので~食事変えませんか~?と低姿勢で提案しに行くと大体OKをもらえます。
管理栄養士は一人部署で地位も低いので敵対心や偉そうな態度を取ると話がうまく進まないのでどんなに理不尽な目に遭ってもキレたらおしまいです。
愚痴は仲良くなった看護師にも言わない方がいいです。リークされますので身バレしない本名を出してないTwitterにでも吐いておきましょう。
私はそうしてます。笑
けっこう愚痴アカウントってありますよ。笑
病院管理栄養士が感じるストレス
良くも悪くも一人部署なので束になれる看護師には敵いません。栄養介入の提案をしても蹴られる事がほとんどでした。その頃はストレスがハンパなくありましたが、めげずに続けてきたことで認めてくれる看護師も出てきて師長を味方につけれたらもうこっちのもんです。
3年かかりましたが、ひとつの病棟ではうまく介入ができるようになりました。
もう一つの病棟は看護師の入れ替わりも多く、師長ともあまり性格が合わないので未だにうまく介入できません。
一人部署でも他の職種との関わりは持たずして仕事は勧められないので、人間関係の面でストレスはかかります。
医師も良い先生もいれば栄養に全く興味のない先生とで分かれるので介入が難しいです。
とにかく栄養士は振り回されますが、自分の意志を持って仕事を進めていけばそれを見てくれる人が必ずいるので信念を持って突き進んでいきましょう。
ストレスはプライベートで大いに発散させれば問題ありません。笑
病院管理栄養士のやりがい
他の職種と異なり表舞台にはあまり立たないので直接「ありがとう」と感謝されることがほとんどありません。
看護師や医師は退院していく患者さんから「ありがとうございました」と言ってもらえていいなと思ったことはありますが、私は陰の立役者だと自覚しているのでそうした元気な姿で帰っていく患者さんを見て「これは私が栄養介入したおかげだ」と勝手に解釈してます。笑
寝たきりだった患者さんに栄養介入をしたことで歩行するまで改善できた時は本当に感動しました。
他にも消化機能が悪化して、再アセスメントをし食事内容を常食から易消化食へ変更しエネルギー量も変更し細かな介入を続けたことで寝たきりで明るさもなかった患者さんが笑顔を取り戻し元気な姿で退院していった患者さんを見た事があります。
そうした時が一番「やりがい」を感じました。
患者さんに見合った栄養量に食事内容にするとここまで変わるんだと実感できたし他の職種にも食事が重要だと理解してもらえました。
こうした積み重ねをおこなうことで他の職種に認められ始めました。
継続がなによりも自分の力になりました。
病院管理栄養士の年収
はっきり言うと他の医療職に比べて低く仕事量に見合わない給料です。夜勤はなく平日残業なし、定時退社可能、日・祝休み…給料が安くても他でカバーされているので不満がないわけではないですが仕方ないのかなと思ってます。
毎年昇給はあるものの大企業とはかけ離れた昇給額です。
ズバリ30代の私の年収は350万円です。
年齢の割に少ないなと思ってます。この年収で子供2人を育てるのは無理じゃないけどキツキツな生活が強いられます。
やりがいをとるかお金をとるか・・・。
大きな病院に行けばもっと給料は良いと思いますが、ガッチガチにやりがいを私は求めてないし、定時退社・決まった休みをもらえるのでそれで十分かなと思ってます。
お金の増やし方は、本業だけにこだわらなければいくらでも方法はあります。現在、私は老後が心配すぎて副業をしています。
副業があるから本業の仕事も気持ちに余裕をもってできます。年収が少なくても本業を続けている一番の理由はこの仕事が好きだからってことと辞めちゃうと社会からの信用を失ってしまうからです。
定時退社できて休めて安いながらも固定給を貰えるなら辞めずに続けてた方が賢明です。
副業で低い年収も少しばかりカバーできています。
病院管理栄養士の存在の社会的意義
昨今、「在宅栄養」が重要視されてきています。病院管理栄養士は在宅訪問栄養指導に行き加算をとれるので今後社会的意義が大きくなってくるのでは?と予想しています。
ただ、病院の規模にもよりますが管理栄養士が病院に一人しかいない場合が多いので在宅訪問栄養指導を行うのはマンパワー的に厳しいと思いますが、病院に通院できない高齢者の栄養状態を救えるのは管理栄養士しかいないので存在意義が今後拡大していく可能性は大いにあります。
マンパワー的に問題はありますが一度私もやってみたい!と事務長に訴えてみましたが、金にならないから必要ないと却下されました。
病院的には儲からない商売には手を出さないようです。
でも患者さんのことを思うと必要な存在なので将来的に増えてくるのではないかと考えています。
病院管理栄養士に必要なスキル
始めは誰もスキルなんてありません。管理栄養士の国家資格をもってるだけです。私も今の病院の前は、保育園の管理栄養士・その前は大きな病院の栄養士業務(ほぼ調理のみ)だけだったので、前述したようなモニタリングや栄養介入、提案などしたことがありませんでした。
引き継ぎも3日で終わりほぼここに書いたような内容の用紙を渡されて終わりました。
だから病院に勤務が決まったらひたすら毎日経験を積む。これが自分のスキルを身につけて行くことになります。
栄養指導も医師や看護師への提案も数をこなせばペラペラ話せるようになるし、相手も「うるさい→また来た→少し聞いてみるか→やってみたら?→いいよ」と、どんどん反応が変化していきます。
スキルはなくても大丈夫。病院管理栄養士になってから十分スキルを身につけていけばいいのです!
口だけでは提案しても通じないので栄養管理の提案書を作って提示しました。
提案書も初めは見向きもされませんが回を重ねるごとに目線が変わってきて、心を開いてくれた先生は最終的には提案書を受け取ってじっくり見てくれるようなります。
病院管理栄養士に必要な資格
管理栄養士になってからも勉強は必須です。日々情報は変化していくので情報収集は欠かせません。私が必要と思って管理栄養士取得後に目指した資格はこちら。
- NST専門療法士
- 栄養経営士
- 褥瘡管理栄養士
- 健康運動指導士
こちらのブログで細かく説明していますので参考にしてみてください(^^)
今年NST専門療法士の試験を受けました。現在、結果待ちですが勉強不足だったのであまり期待はできなさそうです…。
【使いやすい参考書】NST専門療法士取得するぞ!使えるテキストはこれだ!
病院管理栄養士の魅力
他の職種には栄養管理は出来ませんよね?栄養に興味があって勉強している方も中にはいますが、栄養管理は我々栄養士の専売特許です。
一番の魅力は「食べ物」で元気を取り戻す手助けができることでしょう。
食べる行為は生きて行く上で欠かせませんよね。その「食物」の量や質をコントロールすると患者さんの栄養状態を改善できます。素晴らしいと思いませんか?
ちょっとアドバイスをするだけで患者さんは(指導通りに動けば)あっという間に改善へ向かいます。
気難しい患者さんだと関心をもたせるところから始めなきゃいけないので時間はかかりますが、それが良い方向へ進んだ時またひとつ成長した証になります。
生気の抜けた顔が頬に明るみを戻してニコニコ笑う姿を目にしたら管理栄養士冥利に尽きます!
病院管理栄養士になってからも勉強は続く
資格の部分でも書きましたが常に勉強は必要です。でもこれは管理栄養士じゃなくても他の仕事でも同じことでしょう。
次から次へと情報は溢れてきます。メディアで情報操作してくれるので追いつかず患者さんの方が詳しい時があるのでびっくりします。笑
勉強することで新しい栄養介入方法を提案していけるので働きながら勉強は大変かと思いますが自分の為、患者さんの為に頑張りましょう。
資格取得を目指したら単位取得が必須になる場合があるので勉強せざるを得ません。笑
勉強したついでに資格も取ってしまえば一石二鳥です!
研修会に行くと同じ志を持った方が沢山来るので仲間もできますよ!
私が所属している学会で研修会の案内が来るのでそれを見てよく足を運びました。
- JSPEN(日本静脈経腸栄養学会)※来年より名称が変更します。
- 日本栄養士会
- 日本リハビリテーション栄養学会
- 日本栄養経営実践協会
今私が所属しているのが上記の学会です。
金銭的余裕があれば他にも入りたいなと思ってますがなかなか厳しいので…。
各学会の年会費はどこも10,000円前後です。
病院管理栄養士におすすめの本
一人部署で相談相手がいなかったので本は沢山買いました。採血結果を評価するために読んだ本がこちら。
基準値はもちろん、基準値が示す病態や一つの数値のみで評価するのではなく、例えば「TC・LDL高値+UA高値=肉類過剰」など検査値に基づく栄養状態の判定が細かく記載してあるので相談相手がいない管理栄養士にとっては非常に助かる本でした。
リハビリ栄養について勉強を始めた時にはこちらの本が役に立ちました。
ここに書いていることから真似をして、学会で発表するまでに至り非常に参考になりました。
実践した内容が事細かに書いてあるのでリハビリ栄養を始める方におすすめの一冊です。
栄養ケア・マネジメントが栄養ケアプロセスに栄養管理手順が変わった時は焦りました。今もまだ十分にできてませんが研修会に足しげく出向き勉強してきました。概念もしっかり理解するためにこちらの本を常に職場に置いて栄養診断の際に使用しています。
約束食事箋を変更する時にはもう献立作成のあれこれを忘れていたので一から勉強し直しました…。その時から今現在も使用している本がこれです。
作成手順が細かく記載してあり誰にも相談できない状況の中この本に助けられました。
今更献立作成云々の話を聞くのって言ってしまえば恥なので。笑
使える本です!!
病院管理栄養士の求人
私が転職活動する時に下記のサイトを使用してきました。
- ハローワーク
- マイナビ転職
- 日本栄養士会の求人ページ
- エイチエの求人ページ
- きらぽんJOB(保育園栄養士)
保育園から転職する時だったので病院だけじゃなくいろんな求人が見れるサイトを探し登録して片っ端から求人をみていきました。
最終的にはハローワークの求人を利用して今の職場に就いてますが、全ての媒体を利用して面接も行ってきました。どの媒体を使っても特別問題はありませんでした。
病院管理栄養士のやりがいはある!これから目指して欲しい!
ここまで読んでいただきありがとうございました。あくまでこの内容は一病院管理栄養士の話なので他の病院管理栄養士だと業務内容にばらつきはあるでしょう。
勤務体系・人数体制も違うので一例として理解していただけると幸いです。
一人部署で楽な時もあるし、相談相手がいなくて辛い時も沢山ありました。でも患者さんが元気に退院していく手助けを食事の面でサポートできるのは我々管理栄養士だけです。
退院後も一番関わりのある食事を正して退院後も元気に過ごせるようにサポートができるなんてやりがいが測り知れません!
病院管理栄養士を目指している方、大変なことは沢山ありますがそれと同じくらいやりがいも感じられますので頑張ってください。
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